我が家の猫のご紹介【むぎ】編 [1]
こちらは記事は加筆修正したため【再投稿】になります
我が家には2匹の猫がいますが、先日『保護猫を迎えた理由』について書きました。
ゆずは『ボランティア活動をされていた方』から、むぎは『一般の方』から譲渡していただき うちの子になりました。
彼らの『性格や特徴』と 彼らが 我が家に来るまでの『生い立ち』、『お見合い時・我が家に来た当初の様子、最近の様子』について書いてみました。
▽我が家の王子『ゆず』のご紹介はこちら
今回からは、我が家の社長『むぎ』のご紹介です。
彼が我が家に来てから、『入院』や『眼球摘出の手術』などエピソードがとても多く、数回に分けて綴っていこうと思います。
では『猫愛』熱めで参ります。
<ご注意下さい>
記事には【ケガの描写や写真】があります。
刺激が強いと感じる部分もありますので、苦手な方はご注意下さい。
プロフィール
名前: 『むぎ』
あだ名: 小さい方(ちいさいかた・ちいさいほう)、社長、むぎっちゃん
誕生日・出身地: 2014年1月ごろ、埼玉県さいたま市
うちの子記念日: 2014年8月5日
性別: オス
毛色: 薄茶色+縞あり
しっぽ: 長い +鍵しっぽ
体重: 4.6kg(細マッチョ)
性格: 好奇心旺盛、知能犯、器用、人見知りなし、ビビリ、実は甘えん坊
運動神経: 寝起きから『フルスロットル』
特徴: オラオラ系かまってちゃん、よく喋る、切り込み隊長
好きなもの: 遊び、プラ製のピラピラ、紐、トンネルずっさ~、何かの下に潜る
苦手なもの: 固いごはん、苦い味の薬、ブラッシング、声や動作が大きい人
うれしいとき: しっぽピーン、喉を鳴らすゴロゴロは大音響
毎日の日課: 飽きると絡む、いかなる時も付け回す『すとーにゃー』
ごはんは2時間かける『遊び食べ派』、『抱っこ』は苦手、『膝の上』は気分がのった時のみ、寄り添うのが好き、コロコロは気分がのったらさせてあげる、サザエさんのタラちゃんのような動作全てに効果音付き(声か出る)・・・以下自粛、1時間以上語れます。
保護猫になった経緯
雪のちらつく3月、犬を飼う3人家族が食事に行ったファミレスの駐車場にて保護されました。
食事を終えた家族が車へ戻ると、車の停めた そのすぐ真後ろに、百均製のワイヤーネットで作られた簡素な箱が置かれていました。
その中には寒さに凍える3匹の子猫が入っていたそうです。3匹はひどい猫風邪をひいており、目は塞がり、体はガリガリでした。
その後、病院へ連れて行ってわかったのは、おそらく1月生まれ、3兄弟であること。
さらに3兄弟の中の1匹は、兄弟よりずっと体が小さく、カラスに突かれて左目が飛び出ているとのことでした。その子がのちに我が家に来る『むぎ』です。
手厚い治療のおかげで猫風邪は治り、一足先に2匹の兄弟猫は知人に引き取られましたが、目が飛び出たままの『むぎ』は目の状態が安定するまで里親募集を待つことになりました
▽保護当時 猫風邪で完全に目が塞がっている 手前の2匹は兄弟
▽猫風邪の治療中、三兄弟と 一番下の小さい子が『むぎ』
▽猫風邪が良くなったころ、三兄弟 一番奥の子が『むぎ』
▽この頃から手術するまでの間、
左目は『大きく腫れる』と『破裂してしぼむ』を繰り返します
保護猫から我が家の猫になるまで
『ゆず』に相棒をと地元付近で保護猫を探す中、『里親募集|ジモティー』で『むぎ』を見かけました。
紹介文には「ハンデがありますが、かわいい子です。目の怪我が落ち着いたので募集します。」と書かれていました。
彼のあどけない表情に心を奪われて、保護されたご家族にコンタクトを取ります。
何度かやり取りを重ねた後に、『ゆず』との相性をみるため【お見合い】として、ご家族の自宅に足を運びました。
そうしたご縁が繋がり、我が家の2匹目の猫になった彼は、うちの子になった初日から『我が家の(ワンマン)社長』となりました。
尚、一般の方なので譲渡の際に契約書などは交わしていません。
お見合いの時
小学生の男の子とご夫婦の3人+フレンチブルドッグのいるご家族のご自宅で初めて逢いました。
人見知り以前に私の存在よりも遊びに夢中な様子で、犬にじゃれつき、弾丸のように走り回り、その姿は目の大怪我を感じさせないほど。
ただ、やはり月齢7か月になる頃にも関わらず体はとても小さかったです。
猫を飼った経験のないとのことでしたが、手厚い治療を受けて暮らしていました。
かかりつけの病院に行く日だったので、 獣医さんへ『目の状態と今後の治療方針』を直接相談するため、動物病院へ行くご家族に同行させていただきました。
獣医さんの見立てと相談内容は、以下の通りでした。
ある程度は予想をしていたのでショックは全くなく、それよりも『いかに彼の負担を少なくするか』に重点をおいて話し合いをした覚えがあります。
今までの治療の経緯から『むぎ』の通院する病院はそのままにすると決め、次の診察から私が引き継ぐ旨の話をしてきました。
我が家に来た当初
先住猫のペースでゆっくり慣らすため、またワクチン接種が終わるまでは隔離するのが望ましいので、1階は『ゆず』がフリーで、2階の一間を『むぎ』の部屋にしました。
ご家族に車で連れてきてもらった『むぎ』は初日から怯えることもなく、部屋中を点検し、早速壁に爪とぎをしてその場にいた私たちを驚かせていました。
既にその頃から漂う大物感 (笑) 社長の片鱗を見た気がしました。
基本 私が一緒にいる時以外は、ケガや事故を防ぐためケージ内の生活をさせることになります。
3階建てのケージを用意し、ゆずの時と同じように ベッド、トイレ、水入れはケージ内におさめました。
月齢7~8か月めとなる体はとても小さく、体重2.1kgと小さいのでフードは栄養価の高い様々な子猫用を用意しました。
その時から食が細く、その上 ケガの左目に栄養が行くのか なかなか体重が増えないことと、さらに毎日十数回の点眼に苦い粉薬をいかに飲ませるかが課題になりました (笑)
その課題に対する試行錯誤アイテムは、こちらの記事に書きました。
1日に数回1~2時間程度、お世話と遊ぶために部屋で一緒に過ごしました。
その際に、気が付いたのが脚力が異様に弱いことです。
快活に走り回る割に、ジャンプも低く 着地もおぼつかない、キャットタワーへ昇るのも高さがある2段目から上に駆け登れません。
思い起こせば保護していただいたお宅に高い家具などはなく、上下運動がなかったことが原因かと。成長過程の住環境が成長に影響することを目の当たりにしました。
気が付いてからは重点的にジャンプを取り入れた遊びにシフトして、徐々にジャンプ力をつけました。
また左目の方は、遊びに夢中になると どこかに左目をぶつけたりしてしまい、目から出血することもしばしばありました。
出血は止血して、あとは毎日の点眼と投薬で過ごすのみ。
保護された方から伺っていたとは言え、その度に痛そうにうずくまる姿は見ていて辛かったです。
▽出血してしまうと、ますます痛々しい姿に
そして我が家に来て馴染み始めた5日目の8月10日、通院した際に1度目のワクチン接種を受けました。
この後、このワクチン接種が火種と思われる【大変な事態】が彼の身に起きました。
つづく
▽本日のうちの猫▽
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