【体調を整える】花粉対策に『手作りマスク』を作りました <2020.03.25 追記あり>
<2020.03.25 追記あり>
『使い捨てマスク』だけが マスクでしょうか?
スギ・ヒノキ・ブタクサ・カモガヤの『花粉症』と『気管支喘息』があるので、マスクと薬が欠かせません。特にマスクは通年 買い置くほどです。
先日 これら買い置きを介護職の友人に譲ったのを機に『使い捨てマスク』を買うのは止めました。それは『使い捨てマスク』の入手が難しいこともありますが、必要とされる医療や介護関係の方々に渡って欲しいからです。
とは言え、花粉症にとってマスクは必要なもの。マスクを手元に欲しいので、近ごろ見聞きする『手作りマスク』を作ることにしました。
ただ、裁縫が苦手で『マスク専用の生地やゴムを探し、採寸・型とりして縫う・・・』なんて到底出来ません。
そんな私が試行錯誤しながら作った『手作りマスク』について書いてみました。
- 便利な『マスク手作りキット』でハードルを低く
- 私が思う『手作りマスク』のメリット・デメリット
- 『使い捨てマスク』『手作りマスク』『洗えるマスク』の選ぶ基準について
- 最後に -手作りマスクを作ってみて-
便利な『マスク手作りキット』でハードルを低く
手作りマスクと言っても実際に布などの材料を買う方がいらっしゃいますが、私は超初心者『型は?ゴムは?どんな生地がいいの?』と課題が山積みで悩ましい限り。
幸いたまたま別の買い物をするために見ていた楽天ランキングで材料が全て揃っている『マスク手作りキット』を見つけました。
ちなみに購入の決めては【作り方の動画】がアップされているところです (笑)
ありがたいことに最初から最後まで丁寧に撮影されており、見ているだけでなんとなく作れる気がしてきました。(もはや思い込みレベルの錯覚)
レビューでは手縫いで作る猛者の方々もいらっしゃいましたが、私自身【手縫い】が壊滅的にダメなので、それよりはまともに縫える『ミシン』で作ることにしました。
道具があっても使う人がアレなので、ミシンがあっても不器用な上に裁縫が苦手なのは変わりません。『糸通し』すら取り扱い説明書を見ながらの作業なので、出来上がったマスクはどうぞ薄目&遠目で見て下さい (笑)
キットの中身
中には『作り方、8枚の裁断された生地、ゴム紐1本』入っています。
(糸は入っていないので自分で用意します)
▽オフホワイト
▽ホワイトは既に作った後なので、キャメルをご参考まで
今回手元に届いた紐は『平紐』、紐は1本長いものが入っており8等分する必要があります。(丸紐の場合があるそうです)
生地は綿シャツや白衣のような少し張りのある感じ、裁断されているのでそのまま縫えます。
また抗菌、抗ウイルス機能繊維加工技術「クレンゼ」を活用した生地とのことなのでウィルス対策にもなるそうです。
難点は『紐の繊維が引っかかりやすく、手荒れのガサガサでもひっかり伸びること』
柔らかいので耳は痛くないですが、伸びたり繊維がぼそぼそするので見た目から交換が必要になりそうです。(ゴム紐だけ別に替えを探しています)
良心的な値段・送料、さらに評判が良かったのでゴム紐を購入しました。ただ丸ゴムなので耳の裏が痛くなるかどうか試したいと思います。
また、もし今現在 お手元に「使い捨てマスク」がある方は、使用後にゴム紐だけ保存することをお勧めします。あくまでも自己責任ですが、消毒と手洗いすれば「手作りマスク」に再利用できるそうです。(知人からのアドバイスでした)
縫う前の準備として
袋から生地を出した際に
目印として『表(裏)』と書いた
マスキングテープなどを貼っておきましょう
生地の見た目で裏表がわからず、私は貼っていたのにも関わらず 表裏を逆に縫ってしまい縫い直しになりました・・・どうぞお気を付けくださいませ (苦笑)
作ってみた感想
- 生地の端末は切りっぱなしになっており、間違って縫ってから糸をほどくと布がゆがみ、生地の形が崩れます。出来る限り1回めで縫い終わると良さそうです。
- 生地を2枚重ねて縫いますが、生地の表面が滑りにくいので仮縫いやマチ針を打たなくてもズレは少なく直接縫えました。
仕上がりを綺麗にしたい方は、仮縫いやマチ針を打つ工程を踏んだ方が良いと思います。
- マスクは女性用の使い捨てマスク(サイズ:約14.5cm×9cm)と横の長さが同じくらいですが、立体的な造りなので装着感は少し大きく感じます。
とは言っても、大きい印象は無かったので人によっては小さく感じるかもしれません。その場合は、紐を通す部分の幅を出来る限り狭くした方が口元に当たる部分を広くとれました。
▽自作したマスク
▽(上)『使い捨てマスク』と(下)自作したマスク
マスクを着けた感想
- 目元や鼻回りに隙間が出来やすいです。気になる方はワイヤーや芯を入れたりする方が良いかもしれません。眼鏡が曇ることがあります。
- 平紐が伸びるので、数時間つけているとマスクの重みでアゴの方へズレてきます。応急処置ですが、ゴムが伸びきった状態で紐の長さを再調整した方が良さそうでした。
- 立体的な構造なので、口元に空間ができ息苦しさは無いです。あくまで主観ですが、口元は『不織布の使い捨てマスク』と同じくらいの蒸れ具合のように感じます。
-
お化粧をされる場合は、オフホワイトより化粧移りが目立たないキャメルの方が良いかもしれません。中には両方購入して『外側オフホワイト・内側キャメル』で作られたり、内側を別の生地で作る方もいらっしゃるようです。
洗濯方法と洗濯後の印象
使い終わったマスクの洗濯方法(自己責任で行ってます)
- 次亜塩素酸水を表裏に滴る程度に吹き付ける
- 洗濯ネットに入れて普通に洗濯する
- シワを伸ばし、形を整えて干す
消毒薬に漬け置く方もいるようですが、面倒なのでこの方法です。
また形を整えて干せば、型崩れやシワも無くアイロンをかける必要はありませんでした。
マスクの使用例
午前1枚/午後1枚となるよう1日2枚に使います。私の場合、お昼休憩を終えたタイミングで交換しています。
マスクを携帯するケースは、消毒できるように『無印のクリアケース』です。使い終わったマスクをジッパー付きバッグに入れて持ち帰ります。
帰宅すると携帯するケースと中身を出したジッパー付きバッグに、次亜塩素酸水をスプレーして消毒し乾燥させます。
▽恐らくこちらの旧型を使用しています
私が思う『手作りマスク』のメリット・デメリット
メリット
- 自分の好みに合わせてカスタマイズできる
- 『洗えるマスク』は、洗えば何度でも使用が可能
- 『使い捨てマスク』のように在庫を気にせず使える
- スレや蒸れを感じにくく、肌荒れしにくい
- 道端のポイ捨てが少なくなる
- 資源の無駄がなくなり、エコ
デメリット
- 既製品と違い、縫う手間がある
- 型紙の種類や裁縫の腕によって、出来上がりの形や大きさがバラツク
- キットによっては、目元や鼻回りの作りに工夫が必要
- 【ウィルス対策済の生地】と普通の布やウレタンなどの生地では用途によって注意が必要
- 使い終わったら消毒や洗濯が必要
『使い捨てマスク』『手作りマスク』『洗えるマスク』の選ぶ基準について
マスクを使う意味
満員電車での通勤・通学のように密着度が高い場合はリスク回避に『マスク』が有効かもしれませんが、そもそも『マスク』は自分が感染しない目的より、他の人に感染させるリスクを減らす目的で着けます。
より感染リスクを低くするために大切なのは【手洗い、消毒、換気】【体調不良の時に休める環境作り】だと考えます。
感染リスクを高くするNGな行動
医療従事者や介護職の方を除きますが、品薄で『使い捨てマスク』が生き渡っていない状態であれば、ドラッグストアやスーパーの店頭に朝から並んで買い求めるよりも、使用目的に合わせて『手作りマスク』や既製品の『洗えるマスク』を選んでも良いのではないかと考えます
感染リスクを減らすためにマスクを求め『わざわざ出かけて、長時間並んだり、人混みが多い場所にいる』その時点での感染リスクはかなり高い訳で、本末転倒な気がするのですが どうなんでしょう・・・(困惑)
どのマスクを選ぶのか?
例えば、マスクは店頭販売に限らず【minnne ミンネ】などの手作り通販サイトの販売も盛んです。価格もお手頃なものがあり、完成品・手作りキット・材料の販売、サイズ・色柄・素材のバリエーションがとても豊富です。
『手作りマスク』『洗えるマスク』と言っても、素材や形状によって種類が様々ありますし、使用する人のライフスタイルによって選ぶ必要性があると思いました。
ちなみに私の仕事は、狭い室内で長時間パソコン作業をします。
不特定多数と接する機会は少ないですが、人と人との距離が近いため、常に消毒と換気の徹底をしています。また職場以外の人混みには意識的に行かず、通勤は車を利用します。
このように私の場合は、今の時点で新型コロナウィルスの感染リスクが高いとは言えないので【咳エチケットと花粉対策】として今回の『手作りマスク』で十分に用が足ります。
仮に職場の同僚など身近な人が感染する可能性がある場合は『マスク』よりも【手洗い、消毒、換気】【体調不良なら出勤しないなどのルール作り】の対策が重要だと思います。これで食い止められない時は、もう諦めるレベルでしょう。
最後に -手作りマスクを作ってみて-
今回購入したキットは、糸を除いた全ての材料(裁断済みの生地とゴム紐)が揃ったキットだったため【手元に届いたらすぐに】作り始められとても便利でした。
最近では、マスクの『生地やゴム紐』が入手しにくいのでとても助かります。
また、基本的にマスクは衛生用品なので返品ができません。自分の好みに合わせて大きさを調整して作れるので、買ったけれど合わずにお蔵入りするリスクが少ないので無駄がないかと。
これも良い機会なので今後も【脱・使い捨てマスク】とし『手作りマスク』と『洗えるマスク』を利用していこうと思っています。
この記事が、どなたかの参考になれば幸いです。
▽本日のうちの猫▽
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