楽な生き方 模索してます。

HSPの40代『不器用ながらも生きてます』

我が家の風物詩は「エンジン音」 夫婦が一緒に暮らすと馴染むこと①夫の趣味編

 

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POINT

自分が思ってたよりも体に沁み込んでました・・・

 

もともと私は結婚前まで「スポーツ観戦」とほぼ無縁だったので、今も変わらず「自分=スポーツ観戦」ではないと思っていたのですが、

 

ところがどっこい、実は知らぬ間に体にまで沁み込むほど、どっぷりと沼に浸かっていたという事実に昨日気が付きました(ザ・ひとり時間差)

 

 

 

 

「レースが無い」今年は非日常でした

 

昨日の午後、暇を持て余していた夫が、録画していたあるレース番組を見ていました。

 

その番組は、グランツーリスモというゲームのレースを完全リモートで行うというヴァーチャル・レース。

 

しかもドライバーが豪華、新型コロナの影響で開幕戦から延期や日程調整中になっている自動車レースの1つ「スーパーフォーミュラ」のドライバーの方々と言った面白いことに・・・。

 

ゲーム自体の映像と音のクオリティーが良く、遠目にはリアルの映像にも見えなくは無いほどで、そこにいつもの面々の実況が付くとパッと見は本当のレースのよう。

 

そんなレースから聴こえてくるエンジン音で「あぁ、今年もやってきたなぁ~」と自然に思う自分いたことに驚きました。

 

どうやらレースが無い日常が、夫だけでなく私にとっても「非日常」だったようです。

 

 

余談ですが、モータースポーツを観ていたら、それもスポーツ観戦になるのことを夫に指摘され今更知りました。

 

あら、嫌だ。

私ってば気が付かないだけで「スポーツ観戦」の日々だったわよ(遅っ)

 

 

www.as-web.jp

 

www.as-web.jp

 

 

英才教育を施されてます

 

まぁ、それもそのはず、車好きを通り越し「車バ〇」とまで言われている夫と暮らしているから当然なのかもしれません。

 

私と夫が「全く別の思考で生きる似ていない凸凹夫婦」だという話を以前いくつかの記事にしましたが、一緒に暮らすようになって影響を受けたことがお互いにあります。

 

 

新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて「在宅勤務編」

我が家の「予定通り」と「想定外」① - 楽な生き方 模索してます。

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 ▽「想定外」で夫が意外にもてんやわんやしたお話「お風呂編」

我が家の「予定通り」と「想定外」③お風呂編 - 楽な生き方 模索してます。

 

 

その中でも私が夫の影響を受けて大きく変化したことが、「モータースポーツ全般と将棋、さらにロードサイクルなどの自転車レース」に詳しくなったこと。

 

「詳しくなる」という事は、当然「見る(観る)、聞く(聴く)、知る」機会が必然的に多くなるってことで。

 

英語を話せるようになりたければ、英語圏に移住するもしくは英語が日常になる環境へ身を置くと言う・・・まさに、ソレ

 

環境って恐ろしい・・・

 

なぜならほぼ1年中、BGMがレースの音か実況の音一色。視界に入る映像は、レース映像ばかり。車車車で・・・轟・・・というくらいなのですから。

 

しかも知識と記憶の宝庫の夫からのガイド機能てんこ盛りのオプション付き。

 

このオプション機能は中々優秀で、どんな素人丸出しの私の質問にも「すぐさま懇切丁寧に、こちらがわかる言葉」で解説してくれます。

 

なんなら過去のレースやチームの歴史の話から、性能やレギュレーション、レーサーのバックグランドなどなど、出るわ出るわ湧き水のごとく。

 

終始こんな感じで意図せずとも「観て・聞いて・知る」のサイクルが繰り返されます。

 

 

あ、ここでひとつお気づきでしょうか・・・。

 

普段の会話が私ひとりの「壁打ち」なら、こちらはキャッチボールやテニスのラリーのように会話ががサクサク続くのですよ。

 

もちろんモータースポーツ・将棋・自転車競技の話題限定で(遠い目)

 

普段何事にも「興味ないからわからない」とか言っている人と同一人物でせうか?となるくらい別人 (笑)

 

家電で例えるなら、普段の中の人は「省エネモード」だとして、これらの話題の時の中の人は「フルパワーモード」ってことしょうねぇ・・・(遠い目)

 

 

我が家の年間スケジュール

 

夫の中のメインレースは「F1」 子供の頃から大大大・・・好きだそう。

 

数年前のフランスへ赴任中、私の滞在VISA延長の手続きが夏のバカンス期のタイミングに重なったらしく、延びに延びて手続きがされないままバカンス明けの9月末まで待つことになったことがありました。

 

幸い日本人は信頼度が高いので、VISAが出るまでフランス国内にいる分には良いよとお墨付きをいただいておりましたが、なにせフランス国外には出られない・・・。

 

そんな時「F1 ベルギーGP」チケットを入手していた夫は、予定通りひとりベルギーへ「るんるん」しながら二泊三日の遠征に行っておりました。

 

え?私ですか?

もちろん騒音問題のあるフランスでひとりお留守番ですがな・・・(笑)

 

 

そんな我が家は、毎年2月になると続々とシーズンが開幕するF1、スーパーフォーミュラ、GT、ツーリングカーと目白押しになるのと並行して、ほぼ毎週末(金土日)のテレビからはレース実況とエンジン音のみが延々と響き続けます。

 

合間には、WRC(世界ラリー選手権、これに至っては1月から)、NASCAR(ナスカー)、インディー、MotoGPなども加わりモータースポーツ一色に。

 

さらに5月のジロ・デ・イタリアや7月のツール・ド・フランスといった自転車レースも加わると深夜までレース実況がデフォルト。

 

ほぼ通年、そんな感じなのです。

 

将棋にいたってはオールシーズンなので、夫は寝ても覚めてもスマホでもテレビでも、ネット配信でも、なんなら空いている時間のすべてが将棋三昧。

 

私と一緒に食べることが少ない朝食の時には、将棋アプリで詰め将棋しています (笑)

 

 

もちろんこの期間、他の番組をテレビで見れません (笑) 夫が居ない時か食事中に自分の見たい番組を1.3倍速で見るのです。

 

しかも同時録画は3番組まで出来ますが、必ず1~2番組は夫専用となるので、レースと重複する時は、録画する番組が再放送しているかを確認して「私の録画」の方をズラすのです。

 

いいですか~、これぞ「Moter Sports is the highest priority  超訳モータースポーツ至上主義」っす。

 

  

夫婦の予定で優先順位は

 

ちなみに新型コロナ以前、我が家や毎週末に買い出しへ夫婦で行っていました。

 

その為、夫の予定を必ず尋ねるのですが「今週末のご予定は?」と聞くとレースの日程ありきで調整が始まります (笑)

 

夫の答えは

「土曜日は予選がヨーロッパだから、午前中に買い物で。」とか

「日曜日はGTとF1がかぶるから終日だめ、だから土曜日ならいいよ?」とか

「今週末はアメリカだから土日の日中なら動ける」とかとか。

 

ちなみにこのやり取りはシーズンが終わるまで、おおよそ春~晩秋までの間。夫婦の行動や行事、家に関わる物事すべてに関わってきます。

 

ふふふ、ここまで来れば当然の如く、私も詳しくなるわけですよ (笑)

 

 

趣味はなんですか?

 

前の記事で、ゲーム時間について書いた時、「それは趣味ではないですか?」とブックマークにコメントをいただきました。(ESさん (id:obasit-n1731) いつもありがとうございます。とても嬉しかったです。)

 

なるほど!趣味!これは趣味って言って良いのか!と正直とても驚きました。

 

なぜなら、今まで趣味と言うものは「好きだから」などのポジティブな気持ちや行動から発生するものだけが趣味と言って良いものと思っていたのです。

 

いやはや、眼から鱗が落ちました。そっかー、趣味かー、なんか響きが良いですねー(嬉々)

 

ネガティブ状況から逃げるための時間や行動だとしても好きな事なら趣味と言って良いのですねぇ。そっかそうなのか。なんだか胸が軽くなりますね。

 

 

ん?んんん?

 

だとしたら、この「スポーツ観戦」も趣味ですね。私から率先して観てませんが趣味ですよね。なるほど。うん、ヨシ!良いこと思いつきましたよ。

 

たまに「趣味はなんですか?」と質問される度に「どこまでを趣味とするのか?」「これは相手に伝わるのか?」と困ることが多いのですが、皆さんはどうですか?

 

だいたい聞かれる時って、面接とか自己紹介とか初対面に近い時ですよね。

 

これから仲良くなるかわからない人に自分の個人的な話をしたくないですし(コラ)

この場で下手なこと言ってしまうと、後からいじられるのも色々と面倒じゃありません?(コラコラ)

 

この当たり障りのない「スポーツ観戦」と言う答え。(コラ)

適度に会話が広がるけどセンシティブで個人的な所には立ち入らせなくて良い。

素晴らしくイイじゃないか (笑)

 

 

次から適当に答える場面では「スポーツ観戦」、仲良くなりたい場面から「ゲーム」と答えることにしましょう。

 

たまには夫も良い仕事しますね (笑)

 

 

さて振り返れば夫の 車愛 車偏愛 について多く語ってる記事になりました。

 

最初は知らなかったことも知るようになれば面白さも増してきて、今では私も楽しみにしているものも少なくはないです。慣れから来てますけど、結果オーライ。

 

何しろ夫婦の会話がスムーズに行きますからね。

奇跡的に会話のキャッチボールができるんですよ (笑)

 

また機会があれば、その辺りのことも記事に書けたらと思っています。

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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