我が家の「予定通り」と「想定外」③お風呂編
昨年末から、我が家を取り巻く環境を含めて色々なことがありまして。
年明けから現在まで、いくつか予定をしていた「予定通り」の出来事と共に、予定外どころか「想定外」の出来事が続くので、薄ら笑いを浮かべつつ 何回かに分けてこちらに綴っています。
今回は、「想定外」で夫が意外にもてんやわんやしたお話でございます。
このシリーズの過去記事はこちら
▽新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて「在宅勤務編」
我が家の「予定通り」と「想定外」① - 楽な生き方 模索してます。
我が家の「予定通り」と「想定外」② - 楽な生き方 模索してます。
「想定外」で夫が意外にてんやわんや「お風呂編」
引きが良さは天性でせうか?
この表題でお気付きいただいている方がチラホラいらっしゃるのでは・・・「よくご存じで賞」をこっそり贈呈いたします。
さて、ことの発端は、近ごろの暑い日とは打って変って日中の気温が10℃台と寒さを感じた4月の夜、夫の後にお風呂に入った時 私の身の上に起きました。
我が家のお風呂は追い炊きができるユニットバスで、洗い場にシャワーの付いた蛇口があります。
寒い中、早く湯船に浸かりたいのでとっとと身体を洗おうとお湯を出しシャワーからカランへ切り替えしようとした途端
「ガツンッ」と言う音と共に手に振動が・・・
その途端、お湯どころかお水まで出てこなくなりました。
肌寒い中、しばし茫然・・・あの手この手と何をしても水1滴すら出てこず。
内心、自分の引きの良さとやらかした感で焦る焦る・・・
緊急事態・・・夫を召喚
後に「混合弁」が壊れた音と振動だったとわかるのですが、その時点の私には何が起きたかわかりません。
真っ裸の私の知恵では、何も始まらないので給湯器の「呼び出し」ボタンから夫を召喚。
(お風呂掃除で押し間違いばかり発生するこのボタン、初めてまともな使い道)
急に呼び出されて驚く夫へ今の状況を説明。
私「(説明)と言う訳で、私は無実です」
夫「・・・失笑」
私「壊してないよ・・・多分・・・」
夫「・・・失笑」
私の無実はどうでも良いと思っている夫が動作確認している傍らで、私は湯船に避難。
浸かりながら、数々の不安材料が頭に浮かんでおりました。
- 新型コロナウイルスで緊急事態宣言中 @ 埼玉県
- 5月の連休を目前にした状況
- どこへ修理を依頼する?(住宅メーカー?水道会社??)
- 業者や部品メーカーの営業日は?
- 部品を取り寄せになるとしたら、いつ届く?
- 修理が終わるまでの風呂事情は? (入浴施設は営業自粛中)
書いてみて今更ながら思うのが、
壊れるにしても、相変わらずの間の悪さとピンチ具合が絶妙・・・
色々と動作確認をした召喚獣「夫」から、追い炊きや湯船にお湯を貯める機能は生きているので給湯器じゃない。恐らく蛇口が原因じゃないかと説明されました。
夫「という事で、僕では直せません。お風呂のお湯を使って下さい。」と無情に言い渡され、今は湯船のお湯を使うしかない状況に・・・
ここ数十年、シャワーに慣れていたので色々と不便。湯船のお湯も冷めたり足りなくなるので、足されているのか微妙な「足し湯」と「追い炊き」の機能で凌ぎ乗り切りました・・・
と言いたいところでしたが、お風呂に最後に入る人が浴槽・浴室の掃除をしてあがるルールとなっておりまして、ここで不本意ながら再度 夫を呼び出すことになりました。
洗い場を掃除して湯船のお湯で流し(ここまでは良かった)次に湯船を洗おうとお湯を抜いたのが 痛恨のミス。
普段なら掃除前にお湯を抜き、シャワーで流すのですが、今は当然水すら出ない・・・
流せない・・・私の上がり湯もない・・・積んだ・・・
やむなく2度目の夫召喚(泣)
夫に脱衣所の洗面からお湯を洗面器に何度もためてもらい、受けっとったお湯で掃除や上りや湯もろもろ完了させるミッション。
浴室のドアは開け放されているので出る頃にはすっかり湯冷めする「2020春」
色々と今回も一筋縄ではいかなそうな予感がしました・・・
夫のプライドが邪魔をする
ちなみに住宅や設備、電化製品などのトラブルに対して、私がとやかく言うのは夫の嫌うところ。
質問なんてしようものならば誤解を招き夫のプライドを傷つけることになるので、こちらから口を挟めません。つい最近では#コロナ離婚 までチラつきましたからね(苦笑)
▽夫の地雷原についてはこちら
状況を聞きたいところですが、任せてそっとしとくに限ります・・・が、2日経っても夫から何も報告なし・・・。
こちらとしても、原因はどこだった? 修理はどうなってるの?等々、聞きたいことはある訳で、仕方なく夫に尋ねてみました。
私「そうそう、ネットで調べたらお水出ないって結構あるケースなんだってね。」
「(言葉を選びつつ)結局修理はどうすることになったの?」
夫「注文したよ。」
私「・・・・・・・・・・・話が見えませぬ、説明を・・・」
夫「じゃぁ、調べたり手配したり君がやる?」
私「いやいや、修理業者が来るなら日程調整とかあるし、状況を伝えない?」
夫「今、言った。」
私「・・・・・・」
でたでた、ミラーニューロンが欠落してる人の思考が。
知りたいことの半分も情報が含まれない会話に途中くじけそうになりますが、状況をよくよく聞いてみますと
とのこと。たったこれだけの情報を私に伝えないのは、すっごく腹がた・・・(長くなるので以下自粛)
まぁ、一応最優先で解決しようと動いていたのでヨシとしましょう(深呼吸)
余談ですが、そもそも素人の夫が、どこで「自分で出来る」と判断したのか?
これに対して夫はネットの中で情報が多いからと答えたのですが、もしこれが別の個所の不具合だとして不発に終わったら、連休明けまで「シャワー無し決定」だわと覚悟したことはここだけの話で・・・
そうは問屋が卸さない件
さて、ここまでは私が「てんやわんや」しているだけのように書いていますが、考えてみるとこの間の悪さで壊れることを含めて彼自身も色々と迷惑をこうむっています (笑)
- お湯も水も出ないと嫁に2度も呼びつけられて、洗面器にお湯ためて連続パス
- 現象からどんな故障が考えられるか調べる
- どこの業者へ連絡するのか?検討する
- 修理に必要な部品メーカーを調べて在庫と値段で検討して手配する
そして、さらにこれが加わることに・・・
- 待てど暮らせど部品が届かない(爆)
▽求めているのはコレ
ちなみに注文した部品は、「在庫あり」だけど「ゆうメール便」と「お取り寄せ」だけど「宅配便」のどちらのショップかで迷い、早いと踏んだ「在庫あり」のショップが思いの外、時間が経過して発送されるという展開だったようです。
結局注文から発送の連絡が来たのは3日経ってから、さらに発送されたあと到着したのはそこから3日後。
夫よ、落ち着け
私自身は「そう来たか~~新型コロナウイルスもあるし、しょうがないよね~」とあっさり腹を括りましたが、
夫的には「自分が修理する!」と言った手前、いつまで経っても発送されないことに焦ったようで・・・
焦りが人を変えたのでしょうか・・・
なんてことでしょう、それまでは全く進捗を報告してこなかった夫が人が変わったように逐一状況を報告し始めたのです
普段なら私の方がソワソワしそうな展開なのに、私が「仕方がないよ、まぁ、その内来るんじゃない?」と夫へ言う逆転現象まで発生。いや~珍しい (笑)
発送されてから到着日まで、仕事の合間にも追跡番号で調べ荷物の現在地を定例で報告してくる夫の姿が面白くて笑ってしまうのを堪えておりましたが、
到着予定日には、焦りとソワソワがピークに来たらしく、
朝食後から既にお風呂場で蛇口を分解
部品が来たらすぐ付けられるようにスタンバイ
&
バイクの排気音がする度にポストまで往復すること×3度
▽朝10時にはスタンバイ済み
在宅で仕事をしている私の傍らで、休業日でお休みの夫がポストに走り、ガッカリして戻ってくる。
姿が目の端に映る度に思わず 涙が・・・ではなくて・・・笑いが・・・
すまん、夫よ。だって、親の帰りを待つ子供のように見えるんだもん(ぷぷぷ)
たいてい郵便は我が家に16時頃に来ると伝えても、夫の往復は止まらず。
で、その日も当然16時に来たんですけどね。朝からずっとソワソワした夫。部品が到着した頃には疲れ果てており、さすがにちょっと気の毒になりました (苦笑)
ちょっと面白かったから
商品が到着してからが早かった・・・待っている間ずっと動画を確認していたからなのか、5分程度で部品を交換。あっと言う間にシャワーが使えるようになりました。
これで不便なお風呂ライフから解放されるのですが、
実はシャワーが使えない事よりも、ちょっと残念と思ったことがありまして・・・
それは、故障の原因が取り寄せた部品じゃなかった場合の夫の変化 が見れなかったこと。
ちょっと面白かったので、どんなことになるのか見たかったなぁ~
いやはや、惜しかったなぁ~~ちぇ~(鬼畜)
「想定外」な出来事で、いつもは冷静沈着、物事に動揺しない夫が意外にもてんやわんやした「お風呂編」はここまで。
一旦、このシリーズはこれで終了しますが、また何かしらありましたら続投します。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
もしよろしければ、下のボタンを押していただけると今後の励みになります。
↓ ↓ ↓