「不安な気持ちになった」や「気分が落ちた」と感じたらすること 「支援すること(ボランティア、寄付)」
誰かの役に立っているという実感が、自分の心を支えている
私は「育った環境」や「HSPの気質」から感受性が高く、自分の周りの出来事ごとだけでなく「災害や貧困、戦争、虐待、事件、事故、犯罪」などのネガティブなニュースを見るだけでも影響を受け、感情の浮き沈みが多くなります。
今のように新型コロナウィルス感染症に関するネガティブな情報を目や耳にする度にこの現象が顕著に現れます。
そんな時、自分の「心を落ち着かせたり、心を支える」ために行っていることの1つに 募金や寄付といった「支援する」ということがあります。
今回は、この「支援する」ことについて書いてみました。
HSPとは
【引用】
HSPとはHighly Sensitive Personの略で、生まれつき刺激に敏感で、
周りからの刺激を過度に受け取ってしまう人のことを指します。
HSPのすべて|特徴・診断・適職・敏感で生きづらい理由と対処法について
▽HSPに関する過去の記事です
支援すること(ボランティア、寄付)
もともと日本は「ボランティアや寄付」という形の支援に対する認知度が低く、諸外国より遅れていると言われています。
また、どうしても「支援する」と言うと「敷居が高く・面倒くさい」と思われ、嫌煙されがちです。
ただ今は沢山のツールがあり、自分のライフスタイルに合った方法を取るだけで負担も少なく簡単に支援が行えます。
もともと私自身もその手の活動に積極的な方ではなく、街中にある募金箱へ気が付いた時に募金する程度でした。
そんな私が大きく変化したのは「東日本大震災」からです。大きな災害を前にして自分の無力感に苛まされ、何か役に立ちたいと強く思ったことから始まり、今ではライフワークの1つとなっています。
具体的に私が取り入れている支援方法
- 寄付(ネット募金、Amazonほしいものリスト)
- 消費により経済活動を応援する
- 正しい情報を広く発信する(SNS、ブログなど)
その中の「寄付(ネット募金、Amazonほしいものリスト)」について今回は取り上げたいと思います。
寄付(ネット募金、Amazonほしいものリスト)
ネット募金(Yahoo!ネット募金)
募金までの手順が簡単な上に数分で出来る手軽さから良く利用します。
主に買い物やポイント交換で貯めた「Tポイント」やクレジットカードから募金します。
募金のタイミングは、災害が起きたり、活動を知ったタイミングで募金することがありますが、継続的な支援が必要な案件が多いので思いついた時に定期的に行っています。
過去募金を行った先は様々です。 保護猫を迎えていることから動物関連、国内・海外問わず子供の支援や未来につなげる活動を応援したいと思って募金しています。
▽動物関連
▽国内・海外 震災や台風などの災害関連
熊本城が地震で損壊。修復再建に支援を Fundraising for quake-dameged Kumamoto Castle reconstruction - Yahoo!ネット募金
令和元年台風19号による三陸鉄道被災への支援募金(三陸鉄道株式会社) - Yahoo!ネット募金
▽貧困や病気などの関連
難病やケガで苦しむ人々を救いたい。 山中伸弥所長率いる京都大学iPS細胞研究所に安定した研究環境を! - Yahoo!ネット募金
Amazonほしいものリスト
大手通販サイトのAmazon内に、検索して出てきた商品を後から閲覧・購入ができるように商品情報の保存が可能な機能があり、それを「ほしいものリスト」と言います。
その「ほしいものリスト」を公開することで、リスト内の商品を他の人が購入し、公開した本人へ贈ること(ギフト)ができます。
この機能を使い「支援が必要な人(団体)が必要な商品を登録して、支援者側が購入し、登録した側が支援品を受け取る」といった利用の支援の輪が広がっています。
必要な商品を選んだり買いに行くなどの準備をする手間も無く、また間違った商品を贈ることなく相手に届けることができるので、とても気が楽です。
あらかじめAmazonに新規会員登録が必要ですが、支払い方法でクレジットカード決済を選択しているので利用する時の処理が数分で行えます。
▽その他の支払い方法も充実しています
配達完了のメール設定をしているので、先方へ無事に届いたかどうかも確認できて非常に便利です。
私は保護猫や地域猫のボランティア活動を行っているいくつかの団体に対して利用しています。ここ数年は毎月上限を3,000円程度と決めて寄付を続けています。
保護猫や地域猫のボランティア活動をしている方のブログなどリンクが貼られているので、そこから「ほしいものリスト」を登録しています。
▽埼玉で活動していらっしゃる「またたび家」さん
▽ブログ内にバナーが設定されているので、そこから登録します。
出典元:またたび家の日常
これらを利用するメリット
具体的には、これらのメリットから利用しています。
- 時間・場所の制約が無い
- 相手が必要とする物が明確であり、不要な物で相手に迷惑がかからない
- 匿名性が確保されている
- ボランティア活動に対して会計報告の負担を負わせない
時間・場所の制約が無い
インターネットやアプリを使って行うので、時間を気にせず、寄付するためにどこかへ赴く必要がありません。
相手が必要とする物が明確であり、不要な物で相手に迷惑がかからない
災害時の支援で困るのが、不要な物を贈られた時の処理について。相手のニーズに合わせた物をタイムリーに贈ることができるので、贈る側・贈られる側の双方にとって負担の少ない方法です。
匿名性が確保されている
感謝していただくことがありがたいのですが、煩わしい人間関係を増やすことは避けたいので助かります。
ボランティア活動に対して会計報告の負担を負わせない
以前、善意から地域猫活動をしている方が、ケガをした猫に対する高額な治療費のために寄付を募りました。
フルタイムの仕事と病気の猫の通院やお世話で時間が無いのは容易に想像でき、会計報告が遅れるのは致し方がない中、寄付した金額がどのように使われているか、執拗に回答を求める人がいました。
1日でも会計報告が遅れると、部外者と一緒になり粗を探してネット上でその方たちを叩く行為にまで発展しました。
善意でボランティア活動を行っている方を「応援したい気持ちで寄付したことが、その人達を逆に苦しめている」といった矛盾が、応援している側としてとても辛かったです。
支援を続けた結果、自分に起きたこと
「困っている事柄に対して何かしたい」と言った気持ちから始まった行動でしたが、思わぬ副産物が現れました。
それは、もともとHSPの気質や親から受けた影響で「自己肯定感」がものすごく低い方でしたが、支援を続けることで少しずつ私の中で変化が起きてきたのです。
簡単に言うと・・・
振り返った時に、こんな構図が出来上がっていたのです。
過去には「偽善者」と揶揄されることもあり、傷つくことが多くありました。
ただ「困っている事柄に対して何とかしたい」と思っての行動が、例え「偽善だ」と評価されたとしても、実際に受け取った側が迷惑な物(事)でなければ、部外者にとやかく言われる筋合いはない訳ですね。言いたい人には言わせておけば良いのです (笑)
それに行きついた時「相手が助かっている事実があるなら、それだけでOKじゃない?」と思えるようになり、そう言った言葉が全く気にならなくなりました。
最後に
今現在、新型コロナウィルスの脅威が全世界を覆っています。
今後 私たちが普段の生活を送れるようになるには、新型コロナウィルスのワクチンが開発されるまで続くと考えられています。経済的な影響で言えば、それより長く続くと予想もされます。
そういった中で、支援の手が必要な先はどんどん増えることは容易に想像でき、また私たち自身の心身も疲弊することが数多くあると思います。
この先「不安な気持ちになった」や「気分が落ちた」と感じた時に、もし双方にとって良い結果がうまれるのであれば、このような方法を取り入れて心の安定をはかることもありではないかな。と思っています。
みなさんも「心の支えや安定をはかる」ために何かされていることはありますか?
この記事が、どなたかの参考になれば幸いです。
▽本日のうちの猫▽
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