保護猫を迎えた理由【5】最終話
猫を迎えるにあたり
『保護猫を迎えること』を選択した理由について
何回かに分け つらつらと書いています。
自分のできること
2013年の暮れ
里親募集のサイトのご縁から
最初の猫 『ゆず』を迎え
そして翌年の夏に『むぎ』を迎えた。
幼い頃に描いた通りの
お金持ちでもないし 裕福でもない
たくさんの猫を迎えられるような 広いお屋敷でもない。
けれども お腹を空かせることも
雨の日や寒い日の寝床を心配することも
車や電車に轢かれる危険や
縄張り争い、病気やケガの心配に
猫の嫌いな人に追い立てられることも
虐待や殺処分の危険も 全てここには、無い。
猫を迎えられると分かった時
【保護猫を迎える】以外の選択肢は浮かばなかった。
ゆず と むぎ を迎えたことにより
- 2つ分 保護されるための席が空いた。
- 【名前と家族】を持ち 【元保護猫】となった。
もちろん ゆず と むぎ を迎えることで
自分のしてきたことを 正当化するつもりはない。
こんなことだけでは 償いにもならないし
きっと この先も後悔は消えない。
そうだとしても これからの私にできることは
- ゆず と むぎ の一生が ゆったりと過ごせるよう責任を持つこと。
- 見捨てられる子や、見捨てざるおえない状況を繰り返させない仕組み作りや、その手助けをすること。
これらを 今後のライフワークのひとつとすることに決めた。
このライフワークのお話は、またの機会に。
伝えたかった言葉
ゆず と むぎ に毎日必ず伝える言葉がある。
本当は あの時に 出逢った彼らにも言いたかった言葉だ。
うちに来てくれてありがとう。
大好きだよ。
ずっと ここに居て いいんだよ。
猫又になってもいいから
どうか長生きしてね。
私は ペットショップやブリーダーから迎える手段を選ばず
『保護猫を迎えること』を選択した。
前者を やみくもに否定するつもりはない。
ただ どんな形であれ『どの子も みんな かわいい。』
でも 自分の元にいる子が一番かわいい。
それは 猫を迎えた皆さん 同じことだろう。
最後に
振り返ってみると
自分と向き合う心の整理に繋がり
思った以上に とてもとても 長い文章になりました。
読み辛い箇所もある中、
読んでいただき ありがとうございました。
● 猫との暮らしを検討されている方へ
猫を迎える時の選択肢のひとつとして
【保護猫を迎える】を加えていただけませんか?
保護猫を迎えることが【猫助け】にも繋がります。
外にいる子や 名前も家もない子が少なくなり
いずれ全ての猫が【名前】と【家族】を持つことが当たり前になるように。
私自身、保護猫を迎えた経験から自信を持って言えます。
きっと どの子も 皆さんの【うちの子が一番かわいい】になりますよ。
● 犬との暮らしを検討されている方へ
昨今のペットブームの影には、たくさんの子が悲しい思いをしています。
犬も猫と同じような問題を抱え、とても厳しい状況です。
【保護猫】と併せて 【保護犬】の存在も気にかけていただけたら幸いです。
おわり
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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